無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
キラキラ光る夢の国、モナコ
地中海に面し、世界中のお金もちが集まるセレブな小国。
モナコに対するイメージといえば、そんな感じだった。

市庁舎前広場から見たモナコの街並み

ところがニースの空港からモナコの街へ入ったときは、
あんまり人もいなくて、それほど明るい印象を受けなかった。
第一印象はむしろ地味な感じだったけど、滞在するうちに印象が変わった。
時間帯や場所で受けるイメージがガラリと違う不思議な街かも。

心まで潤してくれるような碧い碧い海の色

モナコは非日常感あふれる夢の国だった。
趣こそ違えど、大人のディズニーランドみたいな感じ?

街には見どころもあるけど、それほどたいそうなものはない。
夜は美味しいものを食べてカジノで遊ぶ。
昼は少し街を歩いてカフェでビール、あとは買い物かシエスタでもしてればいい。
何にも考えず、ただアホウになって遊ぶのが楽しい。
お金もかかるし、くだらないって思う人もいるかもしれないけど
得られる非日常感はとっても大きい。

モナコの中心地、カジノ広場

有名なカジン広場にはフェラーリをはじめとする高級車ズラリ。
フェラーリがデフォルト、その他の車はかすんでみえるくらい。
人生でこんなにたくさんのフェラーリを見た日はナイわ。
そもそもタクシーがベンツだし。

カジノ広場に面したカフェ&ブラッセリー

高級車も多ければ、その横で記念撮影をする観光客もこれまたいっぱい。
そんな様子を眺めつつ、地中海の眩しい陽光を浴びながら、ひたすらビールを飲む。
あー、なんていう人生の悦楽。

カジノ広場に面したオテル・ド・パリ

泊まったのは、オテル・ド・パリ。入口からその豪華絢爛さに圧倒された。
高級ホテルだけど、最低カテゴリーの部屋にしたので値段は手頃。
ビューは×だったけど広さは十分で、サービスは過去最高だったかも。
ちなみに部屋のミニバーはエビアン500mlが8ユーロ(約1,000円)とお高い。

夜のグランカジノ。さすがに午前2時は人影もまばら

カジノはモナコに5ヵ所くらいあるけど、このグランカジノが最高峰。
通常だと入場料10ユーロ(約1,300円)かかる。
でも思ったより盛り上がってなかったんだよねー。

むしろ、すぐ近くの無料で入れるカジュアルなカジノの方が盛り上がっていて
結局そっちで遊んじゃった。これも不況の影響なのかしら。
ちなみにスロット&ルーレットで数百ユーロのかわいい勝ち。

モナコグランプリはもうすぐ

もうすぐF1なので準備も着々と進んでいた。
F1の時期は一年でモナコのホテルが最も高くなるそう。

港には豪華クルーザーがいっぱい

それにしてもモナコって、つくづくお金持ちのための国。
カジノ広場ではオープンカーをそのまま停めていっても何も取られないし、
豪華な宝石をジャラジャラ身にまとって歩いていても安心・安全。
港にあるクルーザーも江ノ島あたりでよくみかけるものとは格が違う。
なんでもアラブの富豪あたりが持っているヘリポート付きのクルーザーだと、
お値段2000万ユーロ(約26億円)、年間維持費が100万ユーロ(約1.3億円)だとか。

自分には一生縁がない生活だけど、それなりに憧れも抱く。
もうレベルが違いすぎて、何が楽しいのかもよくわからないけど(苦笑)。
それに豪華なモノを持ち、豪華に暮らすことが、本当に豊かで幸せなのかとも思うけど
そもそも上から見てみないことには絶対にわからない景色ってあるよね。
まあせいぜい我が家はモナコで毎年バカンスを楽しめるくらいが目標か。

ちなみに意外にも、昼間はファミリーの姿もいっぱいでした(水族館にて)

せめて4泊くらいして、のんびりくつろぐ場所だったなー。
2泊しかしなかったことは今でも後悔。
延泊も考えたけど、なんだか考えるのも面倒になってやめちゃった。
(それくらいアホウになってしまうのです)

あとル・ルイ・キャーンズ(※)に行かなかったのも心残り。
(※アランデュカスのフラッグレストラン。南仏唯一の三つ星)
ホテル内の店だから予約はあえて取らなかったのに、タイミングがなくて。
2泊目の夜は別の店に予約入れてたし、1泊目はパリからのフライト遅れで疲れ気味。
そのうえ前日夜もパリでフレンチフルコースを食べたのでカジュアル気分だった。
ランチにも考えたけど、毎日深夜まで飲んだくれて胃もたれ気味。
かつ、どうしても昼からタイ&ジャケット気分になれなくて……。

朝市もショッピングセンターも行ってないし!
まあそれらは次回の楽しみにしよう。
なーんて次回はいつになることやら。
| 古屋 江美子 | | comments(4) | trackbacks(0) |
マスク≒日本人 @ GWの海外
昨晩、日付が変わったころ、無事に家に帰ってきました。
28日は夜が明けきらないころに家を出て、始発で成田へ。
10日間、まさにビッチリ遊んできました。

28日の朝は豚インフルエンザがフェーズ4にあがったところで
ドキドキしながらの出発だったけど、結果的には何事もなく旅終了。
途中までは携帯で日本のニュースをチェックしてたけど、
ヨーロッパでは誰もそんなこと騒いでなくて、いつしか忘れてしまった。

ただ出発時にカゼ気味で、それは機内でガーッと寝たら治ったんだけど、
最後の方でもまたカゼをひいてしまい、実は今もまだ少しノドが痛い。
だから行き帰りの機内ではマスクというタイムリーな処置をしていたのだけど、
行った国のなかでマスクしてるのって日本人くらいだったと思う。
経由の中国の空港では少し見たけどヨーロッパでは皆無。
帰りのローマの空港では日本行きの便の前にだけマスク姿の日本人がズラリ。
もちろん対策は重要だと思うけど、ちょっと過剰反応な感も否めなかったなあ。

帰りは中国でも日本でも豚インフルエンザ用の特別アンケートの記入があった。
日本到着時に「のどの痛みや熱がありましたか?」という質問に
正直にYesを書いてしまったら、サイドに待機していた医師に熱を計られることに。
本当にカゼひいてそうな人はたくさんいたのに、真面目に書いてる人はいないのか、
そんなことされてるのは私だけだった。結構恥ずかしかったわ。

イタリアで買ったカゼ薬にはinfluenzaの表記アリ。
12粒入り6.5ユーロ(約850円)


さて、今回のスケジュールは結局以下の通りになりました。
パリ(1泊)→モナコ(2泊)→電車(1泊)→ローマ(4泊)

予定外の電車泊が1回……。しかもモナコのあと……(苦笑)。
本当はモナコのあとはフィレンチェあたりに寄りつつローマに向かうつもりが、
途中のジェノヴァでホテルが取れず、急遽、寝台列車でローマまで南下することに。
まあこれが思った以上に快適で、おかげでスーツケースの移動も一度で終わったので
結果的には良かった気もするけど、旅の計画の重要性を再認識したわ。

ローマからは日帰りでフィレンチェに行っただけ。
ナポリも行こうと思ったけど、面倒になってやめちゃった。
いま思うと行っておけばよかったとも思うけど(ちょうどお祭りもあったらしいし)
なんか旅の最中はダラダラモード全開で、しかも毎晩遅くまで飲むから、
いろんなことが面倒になっちゃうんだよね。
そういう意味では、観光名所満載のイタリアは気持ち的に辛かった(苦笑)。
南仏とモナコだけにしても良かったかしらと思ったもの。
でもまあ、結果的にはいいリフレッシュでした。
モナコもヴァチカンも国だから、何気に4か国も行ってるし(笑)。

ニース空港からモナコへ向かうバスから見えた景色

とりあえず帰国の報告。
とっても気に入ったモナコの報告は次回ゆっくりと。
| 古屋 江美子 | | comments(2) | trackbacks(0) |