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2020.10.07 Wednesday
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美味礼讃
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2009.01.31 Saturday 06:42辻 静雄さんって知ってます?
かの辻調理師専門学校を作った人で、
日本に本物のフランス料理を浸透させた第一人者。
フランスを中心とする世界各地の最高の料理を食べ歩き、
寸分の狂いもなく、味を識別できる完璧な舌を持つ。
ことフランス料理に関しては、ちょっと食べるだけで、
どんな素材で、どんなレシピで作ったかまでわかってしまう。
完璧な舌を持つなんて、なんだかとてもうらやましい気がする。
でも、一般の人なら充分満足できる料理のなかにも不完全さを見つけてしまい、
純粋に料理を楽しむことができなくなった、という事実にはどこか切なさも漂う。
しかも、そうなるまでに彼が食べた料理、読んだ書物の数は膨大だ。
徹底的に、そして真摯に、料理に取り組み続けてきたのである。
フランス料理は、一般的にクリームを多用し、脂肪分が多い。
だが彼は、無謀とも修行ともいえるような量を食べ続けた。
その結果、完璧な舌とひきかえに、肝臓に障害をわずらってしまう。
晩年は食生活も制限され、60歳という若さでこの世を去った。
そんな辻さんの壮絶な人生を描いた伝記小説『美味礼讃』は、
料理の奥深さや魅力、さらにはひとつのことを極める生き方について
いろいろ考えさせてくれる名著だ。
ちなみに辻さんほどではなくても、味のわかる人になりたいと思う人は多いだろう。
本いわく、味覚の成長にはやはりちゃんと味わって食べることが第一なんだそうだ。
もちろん、今からでも遅くない。辻さんだって料理と向き合い始めたのは20代後半。
ちなみに前職は新聞記者だった。
料理人の心を感じながら、じっくり味わい、舌に味を記憶させる――。
そのことは味覚の成長のみならず、幸福な瞬間をそこに形作ってくれるのだろう。
美味礼讃 (文春文庫)
海老沢 泰久
こんな本を読んでいたら、当然美味しいものが食べたくなる。
でもタイミングよく、ちょうどこの1週間は毎晩外食というスケジュール。
(あっ、でも週の半ばにカゼをひき、木曜の飲みはキャンセル…)
もちろん単なる居酒屋での飲み会もあったけど、フレンチも食べた。
・ブリーズ ヴェール
旦那の誕生日祝い。
パリの三つ星レストラン、「アルページュ」のアラン・パッサール氏がオーナーシェフ。
以前、パッサール氏が来日していたときに食べた特別メニューにかなり感動したので、
期待しまくりで再訪だったけど、前回ほどの感動はなし。うーむ。
でも品良くやさしい味付けはかなり私たち好みので、基本的にはかなり満足。
・ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
東京に遊びにきていた妹と旦那と3人でゴハン。
六本木ヒルズにあるカジュアルなモダン・フレンチで、ミシュラン2つ星店。
料理は前回と同様にかなり好印象。
都内に3店舗あるロブションの店ではここの味が一番好み!
でもお値段のわりに、サービスにはちょっと疑問が残るところも……。
いろんな料理を食べたり、いろんな人に会ったり、
なかなか楽しい1週間だったけど、エンゲル係数も高かった。
たまにはオウチゴハンも充実させねばと思い、
昨日は青山ブックセンターでこんな本も買ってしまいました。
ジョエル・ロブションのお家で作るフランス料理
Jo¨el Robuchon
はたしてこの本のメニューが我が家の食卓に並ぶ日はくるのか!?(笑) -
新年好!
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2009.01.26 Monday 11:20あけましておめでとうございます。
なーんていうのも、実は今日、旧暦のお正月なのです。
まま、個人的に旧正月を祝う習慣はまったくないけど
おめでたそうなことにはとりあえず便乗。節操なく。
中華街では昨晩、カウントダウンも行われたみたい。
爆竹まつり、楽しそうー。来年は行ってみたいかも。
ちなみに今日から2週間は、いろんなイベントが開催予定ですよ。
シンガポールの旧正月2008。爆竹の煙でまわりが見えない……
話は変わって。
土曜の夜は朝までWiiで“マリオカート”三昧。
オンライン対戦にハマってしまったのだ。いまさらだけど。
だって日本だけじゃなくて世界中の人と対戦できるなんて知らなかったよ。
おうちのテレビを通じてアメリカとかヨーロッパの人たちとバトル。
マリオの国の人だもん、大和魂燃えちゃうよ―。
ちなみに“日本人のみと対戦”ってのも選べるんだけど、
やっぱりそっちのほうが断然レベルが高い気がした。
勝てないのはストレスだけど、なんか誇らしいわ―。
いやはや、世界は近い。
そんな土曜は旦那誕生日。
なので久々に結婚式を挙げたホテルでディナー。
付き合い始めてから7年。
いやー、歳とったねー。
(お互いさまだけど)
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お取り寄せ万歳!?
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2009.01.19 Monday 19:55基本的に、土地のモノはそこで食べるから美味しいんだと思う。
いまや日本、とくに東京にいればほとんどの食材が手に入るけど、
空輸のあいだの食材の劣化、っていう物理的なことだけじゃなくて
現地の温度や湿度、空気感や気分の盛り上がり、
そういうのを全部含めると、やっぱり現地で食べる味にはかなわない。
と思ってたけどさ。やっぱり旨いモノはどこで食っても旨いみたい。
一昨日は毎年恒例(?)の牡蠣パーティだった。
広島出身の知り合いの実家が大量に牡蠣を送ってくれるのだ。
これがもう筆舌につくしがたい味で……。
いやはや、いつもありがとうございます。
食べ方はいたってシンプル。
デッカイ殻付きの牡蠣をサッと水で洗ったら
そのままホットプレートにイン。
待つこと数分、かるーく殻が開いた牡蠣から水が出てきて、
海の香りのする蒸気がモコモコ立ち上ってきたら出来上がり。
殻はナイフかなんかでグイッとこじ開けて
レモンやポン酢をたらしてツルっといただく。
大きな牡蠣が濃厚な風味を口中に残しながら、とろりと喉に落ちる瞬間。
あー至福のとき。
この食べ方、牡蠣の旨味も引き立つうえに、臭みもとれる。
牡蠣が苦手な人にもかなりおすすめなのだけど、
関東あたりでは、あまり食べる機会はなさそう。
そもそも殻付き牡蠣なんてスーパーに売ってないし。
なーんて考えていると、広島に行きたくなってきたりする。
お取り寄せブームの昨今。
基本的には現地に行く時間のないグルメな人たち御用達って感じだけど
思いがけないところで旅に出るきっかけを作ってくれることもあるのかも。
お取り寄せでも旨いモノは旨いけど、やっぱり現地の味は気になるからね。
それにしても日本の地方は名物グルメの宝庫。
まだまだ知らない食べ物や食べ方があるんだろうなあ。
そういや去年ちょっとだけ広島に行った
そういえば、この正月に山梨で鹿刺を食べたんだけど
これが意外なほどに旨くてビックリ。
淡泊ながらどこか力強い野趣も感じられ、ホントくせになる味だった。
喜んで食べてまくっていたら、横にいた親戚のおじちゃんの小咄ひとつ。
なんでも、鹿刺の味は撃つ場所も大きく影響するんだって。
やっぱりボディを撃つと内臓とかも乱れがちで異味が混ざってしまう。
でもこれは首をきれいに撃った。だから旨いんだ! と得意げに語っていた。
歳をとったせいか、こういうプチ知識を聞くのが楽しい。
思わずへえ〜と唸ってしまうわ。 -
後姿デビュー
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2009.01.11 Sunday 07:30東京が初雪を観測した金曜日。
やってしまった、今年初の終電逃し。
もちろん理由は飲み。
シメは午前3時のラーメン@恵比寿の一風堂。
そのせいか、カゼひきました(涙)。
といっても軽いカゼの気配だけで、昨日一日寝てほぼ完治。
ところが私のカゼが移ったのか、旦那が午後になっていきなり発熱。
一時は39度とかなりの高熱でビビる。
予定していたスノボもいけなかった(Kさんゴメンナサイ)。
さて、話は変わって。
“後姿”って自信あります?
私はありません(キッパリ)。
街を歩いていると、後姿美人を見かけることも多い。
まあ、前から見たときとのギャップにアレ?って思うことも少なくないから
一長一短ではあるものの、やはり後姿が美しい人には憧れる。
そんな“非”後姿美人の私が、なんと本のなかで後姿デビューをしました(笑)。
もっと知りたい旅客機の疑問50 エンジン2基の双発機と4発機はどっちが安全? 預けた荷物がときどき“迷子”になるワケは? (サイエンス・アイ新書)
秋本 俊二
著者はAllAboutの先輩ガイドでもあり、いつもお世話になっている秋本俊二さん。
昨年出た『みんなが知りたい旅客機の疑問50』の続編です。
前作も面白かったけど、今回もかなり面白かった。
素朴な疑問から、ちょっとマニア向けの知識まで、フムフム唸る飛行機ネタ満載。
読み終えた今、「もしかして私、ちょっとした飛行機ツウ?」なんていい気になってます。
飛行機によく乗る人なら一度読んでみる価値アリ。
そのときはぜひ、私の後ろ姿チェックも併せてお楽しみください(笑)。 -
本厄の心がまえ
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2009.01.08 Thursday 00:44今年は本厄だ。しかも大厄。
そこで正月に実家の近くの神社で厄払いをしてもらった。
やっぱりこういのって、ちょっと気になるのだ。
ちなみに今日は七草も食べた(粥にしてないけど……)。
そのとき神社の神主さんからもらった厄年アドバイス。
「厄年だからといって、おびえることはないんですよ。
気をつけるのはちょっとしたことです。
たとえばカゼをひいたとき。あぁ、単なるカゼだなって、
自分で判断しないでとりあえず医者に行ってみる。
それでカゼだとわかればゆっくり休めばいいんだから」
つまり、自分を過信しすぎず、体の声に正直に、って感じかな。
大厄なんていわれると、妙に構えてしまうけど、
普段どおりに、でもちょっといつもより自分に気を使ってあげる。
そういうのが大事みたい。
そういえば、最近はだいぶ体力も衰えたしね。
徹夜みたいなムリをするのも、以前よりちょっと辛くなった。
体というより、精神的な部分が大きい気もするけど。
なんだかんだいって、子どものころから初詣はずっとココ。
宝くじは当たらないけど、大きな不幸もないから、
まあご加護があるってことでしょうか。
よい一年になりますように。
去年アフリカでやった111mバンジー。翌日からしばらく体が痛かった(苦笑)。
今年はあんまり無茶はしない一年にしよう。
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山梨のいいところ
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2009.01.06 Tuesday 02:19正月に実家に帰省して、またしても自分が山梨好きだと再確認した。
でも故郷への想いが強いのは、べつに珍しいことじゃないから、
私がいくら声高に山梨ラブを叫んだところで山梨の魅力は伝わらない。
そこでたまには山梨のいいところを真面目に(?)PRしてみたい。
もっといろいろあるけど、今日はとりあえず3つだけ。
その1。
「空気が美味しい」
これは山梨に限らず田舎ならどこでもそうだけど、
正月にウチの父親がしみじみ語っていたので一応。
ちなみに空気もうまいが、水もうまい。
市販のミネラルウォーターに山梨で採水したものが多いのもその証。
その2。
「霊峰富士の見事な眺め」
静岡県との富士山争いはいったん横においておくとして、
富士山を日常的に眺められるというのはとてもよいと思う。
富士山ビュースポットとしては、富士五湖周辺が定番だけど、
意外な場所としては増穂町をおすすめしたい。
実は増穂町では、冬至から正月くらいまで、富士山の頂上から太陽がのぼる。
いわゆる“ダイヤモンド富士”が見えることで有名で、隠れた初日の出の名所。
残念ながら私は日の出は見たことがないが、かなり険しい山道を車で走ったあと、
雄大な富士が突然ドーンと姿を現すさまは、時間を問わず感動できるはず。
日の出を逃したら、午後の方が陽の光に照らされてきれいに見える。
増穂町にあるダイヤモンド富士の見学スポット。正月に見た夕暮れに染まる富士山
その3。
「一升瓶ワイン」
言わずと知れた、日本一のブドウの里である山梨。当然ワインも豊富にそろう。
山梨県民は、ひと昔前までワインのことは葡萄酒とよび、
一升瓶でガブガブ飲むスタイルが普通だった。
近年では、一升瓶ワインが珍しいものだという認識が地元でも広まり、
スーパーや酒屋でも土産ユースをねらって全面に押し出し始めた。
もちろんずっと前から売ってはいたけど、目立つように宣伝しはじめたのは最近だ。
基本的に1,000円前後と格安なので味はそれほど期待できないが、
気軽なデイリーワインと割り切って飲むには充分。
それにパックより一升瓶のほうが雰囲気がでると思いません?
一升瓶ワイン。つい飲みすぎるのが難点
おまけ。
「2008年ラストの夕日with富士山」
中央道にて -
あけましておめでとうございます
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2009.01.02 Friday 13:00みなさんどんな年始をお過ごしですか?
私は山梨の実家で、感動するくらいの青空のした、
まったりと“ザ・日本のお正月”をしています。
まだ実家について40時間くらいにもかかわらず
すでに20時間くらいダラダラ飲んでいるので、ちょっと飲み疲れたかも。
しかし今からまた本家に飲みにいかねばなりません……。
とりあえず今年は“公私ともにバランスよく!”が目標。
去年の目標のメリハリと似てるけど、
メリハリはなくてもいいから、バランス重視。
おっ、呼ばれました。ハードな飲みへ出発です。
ということで、とりいそぎですが、
今年もよろしくお願いします!
2009年年越し瞬間のわがや。
このあと明け方まで本気のカラオケ大会!(wiiカラオケを買ったのだ) - ←back 1/1 pages next→